福島県の会津地方には、柳津(やないづ)という町があります。
この町に、「花ホテル 滝のや」という小さな旅館があります。
田舎にある普通の旅館のようですが、実はこの旅館、経済産業省2007年度「IT経営力大賞IT経営実践認定企業」に選ばれた企業なのです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、柳津町には、"圓蔵寺福満虚空蔵尊"(えんぞうじ・ふくまん・こくぞうそん)があり、お正月には、"七日堂裸詣り"が行われます。
当山の柳津虚空尊絵巻縁起によると、その歴史は今からおよそ1,200年前にさかのぼります。
延歴23年(804年)、弘法大師・空海は唐に渡り修行を積まれた折、帰国する際に高僧より霊木を授かりました。
帰国後大師は、霊木を3つに分け海に投げられましたといいます。
3つのうち、ひとつは今の千葉県天津小湊町に流れ着き、その霊木で刻まれたのが能満虚空蔵尊、もうひとつは、今の茨城県東海村に至り大満虚空蔵尊が刻まれました。
最後のひとつがここ柳津町に流れ着き、霊木とめぐり逢われた大師がその木で尊像を刻まれたのです。
これが、福満虚空蔵尊であると伝えられており、それを受けた名僧・徳一大師がこの地に圓蔵寺を開創したと伝えられています。
この柳津町の代表的なお土産は、"あわまんじゅう"です。
虚空蔵尊門前に、老舗が軒を連ね、自慢の 味を競い合っています。
災難に合わぬようにとの縁起を担いだ、ふかしたての"あわ饅頭"を食すことができます。
参考:花ホテル 滝のや
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