電子機器などには金やプラチナなどの貴金属、パラジウムやインジウムなどの希少金属が多く使われています。
これらの貴金属を豊富に有する「使用されなくなった電子機器」のことを、「都市に眠る鉱山」という意味で「都市鉱山」と名付けられています。
国内の都市鉱山の金は、世界の現有埋蔵量の約16%に当たる約6800トンとの試算もあり、経済産業省と環境省も希少金属再資源化のモデル地域を指定して後押ししています。
ソニーは昨年9月から、北九州市と共同で、携帯電話やデジタルカメラ、携帯オーディオなど小型電子機器を回収し、4種の金属を抽出する実験を行っているようです。
電子機器の基板には、貴金属や希少金属が高い割合で含まれ、「都市鉱山」と呼ばれており、市民の協力でこれらを回収し、自社製品に使うシステムを作るのが実験の狙いです。
北九州市の学校やスーパーなど約60か所に回収箱を置いた結果、3月末までに集まった量は約1万5000個(約2000キロ)となりました。
抽出作業は、地元の総合リサイクル会社に委託して、これまでに約6000個を分解、金39グラム、銀164グラム、銅73キロ、パラジウム8グラムを取り出したようです。
読売新聞(2009年5月18日)
http://www.yomiuri.co.jp/eco/saizensen/20090518-OYT8T00302.htm
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