コンセプト再設計①

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昨今のビジネス環境をみると、どのような業界でも本当に競争が激しい状況です。

過当競争の「ラットレース」と表現する方もいらっしゃいます。

「商圏」も「ターゲット」も同じという状況下、このラットレースから抜け出すためには、自社のポジショニングを再評価し、コンセプトを再設計し、"商圏&ターゲット"を見直すことも重要ではないでしょうか。

「コンセプトが重要である」と言われていますが、コンセプトとは何でしょうか?

辞書をひくと、コンセプトとは「概念」とされています。

概念とは、"ある事物の概括的な意味内容"であり、実務上のコンセプト(概念)は、「めざしている姿を、具体的に誰にでもわかるように表現したもの」であることといえます。

最近では、「コンセプトの再構築の必要性」が問われています。つまり、「めざしている姿をもう一度見直してみませんか?」ということです。

現在、事業所において、事業が思うように進まない、具体的行動がとれない、コンセンサスが得られない、先行きのことがよくわからないといった問題を抱えているケースが少なくないかもしれません。

そういう時こそ、コンセプトの再構築が功を奏します。

コンセプトは、現状把握をベースとして、具体性があり、明確な方向性を示しており、実現可能なものである必要があります。

コンセプトの構成要素は、

①WHO:ターゲット設定...中心となるお客さまを設定する。

※地域分析を踏まえ、主要な客層を絞り込む。
※集客は、まず、「商圏の拡大化」と「商圏の深耕化」の2つに集約される。

・商圏の拡大化→規模拡張や新機能、独自性のある商品構成の導入等により、商圏を広域化。
・商圏の深耕化→既存商圏の中で、来街・来店者の更なる取り込みを図る。
・どちらの場合でも、それぞれの客層に見合った魅力的な商品ミックスが必要。

まず、お客さまの居住地・年齢層・性別・容姿・職業・所得・教育・来店目的・手段・頻度・関心やニーズを整理する必要があります。

②WHAT:商品構成、商品ミックス...お客さまに求められている品揃えや魅力ある商品群を形成する。

・地域のニーズに合った、お客様に必要とされる業態・商品を選ぶ。
・目的買いを可能にする業態で、目的買いに応じた商品を揃える。
・購買意欲をより高める、商品ラインの幅と奥行きを確保する。

③WHERE 立地特性と店舗レイアウト...求められている商品群を告知する場所とその配置を考える。

・広い範囲で、一度にあちこち手をつけようとしても、効果が低い。先ずは、対応が最も必要なところ、成功の可能性が高いところ、波及効果が期待できるところに絞り込んで、事業を進める。

◆コンセプトを明確化する。

※まずは問題点の把握、その後整理分析した問題点から、活性化の方向性を探る。

・外部環境・内部環境それぞれのプラス要素・マイナス要素を把握。
① 外部環境とは人口動態や景気動向など、自分たちの努力では改善が困難な要素。
② 内部環境とは商店の魅力や集客の仕組みづくりなど、自分たちの努力で改善が可能な要素。

・現状を踏まえて、それに必要とされる方策をつくる。                              ① ABC分析によるAランク客のみ優遇する安易なサービスを行っていないか?
② 他店の成功事例に習えばうまくいくと先例主義に陥っていないか?

・既存商圏の中での来店率・買物依存率を高める。
① 商圏の規模自体を拡大できる要素はあるか?
② 既存の経営資源や集客要素を生かしているか?
③ 観光に資する地域の特産品やイベントがあるか?
④ 上記で上げたものは商業活動に貢献するものか。

※計画を具現化できる人は誰なのか。

◆実現可能な戦略を構築する。

地域の特性を理解しないまま、無理な戦略の構築をしない。

※商圏の拡大化

現状の商圏より、広いエリアからの集客を図っていく戦略であり、例えば、業態の定番化(特定地域の特産品が買えるコーナーを持った店など)、商品構成や、観光要素を活用した商業等のある立地での営業が考えられる。

※商圏の深耕化

商圏を広げるのではなくむしろ絞り込んで、地域に密着したニーズに応える。比較的近いエリアからお客さまに足繁く通って頂き、かつ繰り返し購買して頂く戦略、日常性の高い最寄り品が中心となる。

方向性を設定する時に、「商圏」と「消費者ニーズ」の点検を行い、お客様の視点が入っているか再度確認することが重要となります。

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震災のお見舞いを
申し上げます

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この度の東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
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