平成21年度は、県内において新商品開発、販路開拓に取り組む事業所に、販路コーディネート及びビジネスマッチングの機会を提供させて頂きました。
全国各地のセールスレップが集結するビジネスマッチング会場に参加して頂き、一定の取引が成立いたしました。
経営基盤が脆弱な中小企業が、首都圏や近畿圏で販路開拓を行う際の重要な成功要因のひとつとして、"いかに現地の企業と信頼関係に基づいたビジネスを展開できるか"があげられると感じています。
まずは、現地の企業を「顧客」として捉え、市場の視点に基づいた"売れる商品"を開発して、継続的に供給できる体制づくりが大切といえます。
やがて、信頼関係が構築されると「顧客」から「ビジネスパートナー」へと関係が強化され、質の高いビジネス展開に繋がる可能性が高まります。
また、首都圏や近畿圏は競争が激しく、実に様々な競合が現れます。
したがって、「新規性」や「独自性」あるいは明確な「差別的優位性」を持つ必要がありますが、実際には、新たに生み出した商品であると自信を持って市場導入を図ったが既に市場に出回っている商品であったり、ユニークな商品であると評価を受けて市場に参画したもののユニーク過ぎて受け入れられなかったり、差別的優位性と思っていたが全国規模でみるともっと強い商品があったりします。
さらに、新規性や独自性、差別的優位性を保持し続けるのは並大抵のことではありません。
現在、インターネットの普及や地域特産品ブームに後押しされ、首都圏や近畿圏を目指したビジネス展開は比較的取り組みやすくなっていますが、反面、自社にとっての「機会」は、他社にとっても「機会」であることを認識し、しっかりした事業計画に基づいて、戦略的かつ計画的に展開する必要があると考えられます。
コメントする