農産物加工所A社では、赤字商品Bの取り扱いをどうするか検討しています。
商品Bは、顧客からの値下げ要求が高まっており、販売単価を上げることができません。
生産を止めようにも、創業時からの大得意先が商品Bを購入してくれているので、生産中止というわけにもいきません。
固定費は商品Bを生産するための設備費用であり、他へ転用することはできず、変動費の見直しもできることはすべて手を打ってきました。
そこで考えたのが、商品Bを外部から購入してそれを再販することです。その候補としてB社の見積もりをもとに外部購入の場合のシュミレーションを行いました。
【現状のデータ】
売上高 1,000万円 変動費 800万円 固定費 300万円 利益 ▲100万円
【外部購入の場合のデータ】
売上高 1,000万円 変動費 850万円 固定費 300万円 利益 ▲150万円
ここでは、外部から購入すると赤字が拡大する結果となりました。
したがって、商品Bの生産を続行することが望ましいと結論付けられます。
自社生産するか、外部からの購入するかの意思決定を行う場合、費用の増減を十分に比較検討することが必要になります。
※生産中止によって固定費を半減させることが可能だとします。その場合は、以下のようになります。
【固定費の削減が可能な場合の試算】
売上高 1,000万円 変動費 850万円 固定費 150万円 利益 0万円
※他にも様々な影響要因を検討する必要があります。

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